令和の時代に「家柄の違い」で愛を引き裂かれていいものでしょうか?
【今回のご相談】
彼が身バレしてしまうと困るのでフェイクを入れるのをお許しください。私は29歳のOLです。
私と彼はたまたま友人と入ったバーで知り合い、付き合い始めて2年が経ちます。お互いに何もかもこんなにぴったりな人は初めてで、運命的な大恋愛で彼からプロポーズされました。
しかし、彼は某名家の御曹司で、彼の両親や親戚や関係者一同全員から結婚を反対されてしまいました。反対される理由は分かります。この家の嫁は私では無理だと。彼は子供の頃からその家を継ぐ為に努力してきましたので今悩んでいるのが解ります。
川崎さんは以前、「愛は能動的な行為」とどこかで書いておられて、私は貧乏しても彼を一生愛する自信があります。それに、今時好きな人と結婚できないなんて納得がいきません。彼もプロポーズの時は、「全てを捨てても君と結婚する」と言ってくれてました。二人で真実の愛を貫くために、私はどんな方法で、迷っている彼に能動的に愛を伝えれば良いでしょうか?
【川崎貴子の答え】
読む限り、相談者さんは本当に彼そのものが大好きで結婚したいんですね。「駆け落ち」というのも時代錯誤ですが、その意向すら感じます。
また、令和のこのご時世に「家や組織が結婚相手を決める世界」がある事に、相談者さんが驚き、怒りすら感じているのもひしひしと伝わってきます。
ただ、残念ながらそのような世界はあるんですよね。実際に。
あるものの存在を否定しても話は前に進まないので先ずはそれを踏まえた上で、相談者さんが少し冷静になって、この回を読んでくれると嬉しいです。