「男は顔か? 才能か?」究極の二択に揺れる25歳。私の幸せはどっち?
【今回のご相談】
自他ともに認める面食いで恋愛経験はありません。高校生の時、推し(アイドル)に貢ぎ過ぎて親にお小遣いをストップされ、おっかけのし過ぎで出席日数も足らずエスカレーターの大学へ進学できませんでした。結局高卒で今は父の会社で事務の仕事をしています。でも、「顔」って大事じゃないですか?相手はアイドルなので結婚しようとは思っていませんでしたが、彼のグッズを買う事で「応援できている」という喜びは凄かったです。
ただ、最近男性の価値は「才能」なのではないかと、ある路上で歌うミュージシャンとの出会いで思い始めています。未だ私以外のファンは数名なので彼の自作CDをたくさん買ったりして喜んでもらっています。これから結婚相手を決めるのに、「イケメン」と「これからの才能」のどちらが結婚相手としては良いか、どちらを選んだら幸せになれるかを教えてください。 (25歳 ビル管理会社の事務職)
【川崎貴子の答え】
女性も25歳にはなると、結婚相手の条件が「安定」や「結婚生活」に直結していくのが常です。例えば「年収」とか「安定企業に勤めている」「働きながら家事育児も一緒にできる」「長男じゃない」とかね。
それなのに今回の相談者さんと来たら、
「男は顔か?才能か?」
という無頼派?的ドストライクな質問で、おばちゃんはこの連載始まって以来の清々しさを覚えております。
ただ、①「婚活する際にどちらが結婚相手として良いか」の質問に対して答えれば、
「今のままではどちらを選んでも、相当なろくでなし男を引くであろう…」
と、エコーの効いた低音ボイスでお告げしてしまいます。
顔とか才能とか相手の持ち物に関してはこの際どうでも良いのです。
問題なのは相談者さんが根っからの「貢ぎ体質」だという事。
この体質はなかなかにやっかいでね、リハビリが必要なんですわ。
よって相談者さんが良き結婚相手と巡り合うためには婚活するその前に、
「お金が介在しない恋愛」
を、経験する必要があります。