子宮を取って「女じゃなくなった私」は結婚をあきらめるべきでしょうか?

がん経験者の婚活について
川崎貴子 2023.06.27
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【今回のご相談】

2021年に子宮がんで子宮を全摘出した32歳独身です。

予後は良好です。元々子供は欲しくなかったので妊娠できないという事はいいのですが、今になって「もう女ではなくなってしまった」という思いが強くなってきました。結婚したいのに婚活を開始できません。子宮が無い女だとバレたら誰にも見向きをされないのではないか?もう既に女性らしさを無くしているのではないか?と思うと怖いです。

治療中、川崎さんの「我がおっぱいに未練無し」は何度も読んで、生きる意志や元気をもらいました。ただ、乳房全摘出したり、女性ホルモンを抑える治療を選択をされた後は、ご自身の女性性とどのように向き合われたのでしょうか?そして、こんな気持ちの私は結婚をすっぱりあきらめるべきでしょうか?        (32歳 アパレル広報)

【川崎貴子の答え】

予後が良好とのこと、本当に本当に何よりです。

また、闘病中に「我がおっぱい~」を読んでくれてありがとうございます。

この本を出してから、特に乳がん、子宮がんと言った女性特有のがんに罹患した女性達からの相談が数多く寄せられるようになりました。皆さん、命が助かった事、最善の治療を受けた事に満足しているとしながらも、乳房や子宮という、ある種女性のシンボリックな部分を失くした(治療した)が故のお悩みを一様に抱えています。中でも、相談者さんと同じように若く、結婚前の女性達のお話とその喪失感を伺った時には、私の経験(罹患時44歳経産婦)など何も参考にならないだろうと何度も無力感に覆われたものです。ただ、彼女達のその後も知っている者として敢えて言わせてください。

おっぱい失くそうと、子宮を失くそうと、

結婚をあきらめる必要など1ミリもありません。

それどころか相談者さんは今、婚活にとっても有利な武器を、この「大病を克服した」という経験によって手にしていると私は思っています。

本当は結婚したいのに、その武器を使わずしてあきらめるなんて、あまりにももったいないと思うのですがいかがでしょうか?

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続きは、3209文字あります。
  • ●我々は何を持ってして「女」であるのか?
  • ●婚活における最強の武器

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