友人でも恋人でも、誰かの一番になりたいのになれない自分は死ぬしかないのでしょうか?

環境を変えても、努力しても変われない場合はどうすればいいのか?
川崎貴子 2023.02.21
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【今回のご相談】

小学校入学から大学卒業まで、とにかくずっといじめられて育ってきました。いじめられる度にねじ曲がったのか、元々ねじ曲がった性格だったのか、新しい学校に行くたびに今度こそは変わる!と思っても失敗して、失敗して、失敗して、ねじ曲がったまま社会人になり、なんともう4社目です。笑っている場合じゃないけど笑うしかない。

友達も大しておらず、私は友人のことが好きですが、少なくとも誰にとっても特別親しい友人ではないな、と思ってしまいます。

その基準が誰とも遠出も泊まりもしたことがない、なので浅い基準ではありますが。

もちろん恋人なんか居ません。自分が今さらどうこうできないところにばかりフォーカスし「だから仕方ない」なんて他責思考は止めなさいと言われますが、他責を止めたらいよいよ死ぬしかないという気分になりがちです。

恋人でも友人でも、誰かたった一人の一番になれれば生きていける、とここ数年は毎日夢見てる人間になってしまいました。

もちろん夢は夢なので、日常はオタクとして推しを眺めては「かっこいい!」「かわいい!」と叫ぶことで現実を忘れることにしています。

結局何が聞きたいのかという感じですが、やっぱり死ぬしかないという結論でいいですか?どうしたら変われますか?っていうか自分が自分に生まれた時点で負けじゃありませんか?

【川崎貴子の答え】

先ずは私の質問箱に送ってくれてありがとうございます。

相談者さんの文章を読んで、極端な他責志向だと思いませんでしたよ。いじめられてた経験を「簡単に払拭できるもの~」などとも思わないし、「簡単に人は変われるもの」だとも。

そして、死ぬも生きるも他人に迷惑をかけなければ、基本ご本人の自由だと思っています。

でも、相談者さんは私に質問を投げかけた。

「死ぬしかないでしょうか?」と質問してくれたという事は、生きるという事はどういうことか探っている状態なのではないでしょうか?なので、ある意味「生きたい」と同義語だと私は受け取っております。

今回は、相談者さんがもう少し生きやすくなる方法や、やってみたらいいなと思う事を書いてみたいと思います。

死んじゃだめよ。

という思いを込めて。

いつか、「生きててよかった」と空を仰ぐ、そんな相談者さんを夢想しながら。

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続きは、3652文字あります。
  • ●友達の作り方
  • ●一番じゃなくてもいい

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