松本人志や伊東純也の文春・新潮砲を拡散する社会。若者の恋愛離れや少子化につながりませんか?

不同意性交等罪は、恋愛や結婚離れを加速させるのか?
川崎貴子 2024.02.13
読者限定

【今回のご相談】

松本人志も伊藤純也も奥さんがいるのに若い女性と誤解を受けるような飲み会をしているのは悪いと思います。でも、社会的に抹殺される勢いで取り上げられて拡散されるのには違うかな、と。女性に過去の恋愛や結局一夜限りの関係になってしまった事を「あれはレイプだった」と言われるのもどこかフェアじゃない気がします。なし崩し的に始まる恋愛もあると思いますし、同意書交わしてセックスするとか本当に?と意味が解りません。

正直、川崎さんはこの風潮をどう思っていますか?有名人だけじゃなく、一般男性達も冤罪の被害にあうと思いますし、ますます恋愛離れや少子化につながると思うのですが。

【川崎貴子の答え】

男性(25歳、広告代理店勤務)の相談者さんからいただいたこのご質問。アラサー以降女性の相談にばかり乗ってるこのカウンセリングルームで、読者に25歳男性がいたことに驚きと有難みを隠せませんが、多方面から同じような内容でお問い合わせいただいているので良い機会と思い取り上げさせていただきました。

さて、この二つのスキャンダルは裁判が未だ始まっていない案件ですし、何が本当で何が嘘なのか?週刊誌の責任や在り方含めてこれからつまびらかになる事です。また、既に識者の方々があちこちでコメントしたり書かれたりしている内容でもあるので、私はご質問のメインテーマである「今のこの風潮が恋愛離れや少子化につながるか?」に絞ってお答えしたいと思います。

相談者さんが一番モヤモヤされているのは、2023年に改正された「不同意性交等罪」と、それに後押しされるであろう「恋愛やセックスの機会損失」、挙句の「出生率低下」ですよね?

私も、間違いなくいわゆる「恋愛」も「セックスの機会」も「出生率」も、その数は全部下がると思っていますよ。そして、不同意性交等罪を悪用する女性が出てきて冤罪は増えるだろうな、とも思っています。

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続きは、3997文字あります。
  • ●不同意性交等罪とは?
  • ●MeToo運動に反対したフランス女性達
  • ●冤罪を防ぐには?
  • ●東京ラブストーリーを2024年版にするべし

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