41歳独身女が「ホストクラブに通うため」にバリバリ働くのはイタいのか?

友人たちは婚活しろというけれど…
川崎貴子 2023.12.19
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【今回のご相談】

外資系金融企業に勤めている41歳独身です。

昨年友人に連れていかれたホストクラブでA君にハマり、月に2回そこへ行くために頑張って仕事をしています。月の予算はA君へのプレゼントを含めて60万円でそれを超えることはありませんし、売掛などもしたことがありません。私のプレゼントを身に着け、どんどん良い男になっていく彼と一緒に飲むだけで癒されるので、恋人になろうと思っているわけでもありません。ただ、最近ホストクラブが問題になっているせいか、友人達からは「死に金」「そんな暇と金があるなら婚活しろ」と言われます。

以前川崎先生が「パトロンヌ上等」と書かれていて、私はまさにそんな気持ちなのですが、友人からイタい存在扱いされるのは辛いので相談させていただきました。彼の笑顔が私の働くモチベーション、生きがいなのです。でも本当は先生に止めてほしいのかもしれません。

【川崎貴子の答え】

確かに、ホストクラブは今問題になっていますね。

特に、社会経験の無いような女性達に「アプリで出会って恋人になってからホストだと明かし、払えない売掛を作らせて風俗で働かせる」という営業スタイルは、下劣の極みであり、社会悪だと私も問題視しております。

ただ、相談者さんは売掛もしていないしご自身で予算も決めている。節度を持って「疑似恋愛」が売り物のホストクラブを堪能されている訳で、大人の女が合法(今の所)の場において、自身が働いた金をいかに使おうととやかく言われる筋合いはありません。

よって、私は止めませんよ。

ホストに払う金が「死に金」か「生き金」かは、相談者さんの満足度が決める事だからです。

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続きは、3721文字あります。
  • ●「死に金」か「生き金」か問題
  • ●女は「愛」でレートを狂わせる
  • ●愛と資本主義
  • ●パトロンヌ道とは?

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