婚活市場に絶望!年収も学歴も低い超年上男性が平気で口説いてくる地獄
【今回のご相談】
今年から婚活をしようと思ってアプリに登録しました。
今までは、合コンで出会った医者や経営者、外銀やコンサルタントの男性とお付き合いしてきました。年収も2000万円以上で学歴も高く、それ以外にも家事も得意だったり、イケメンで身長も高かったり、高価なプレゼントをしてくれるような男性とばかり付き合ってきました。年齢差も3歳~5歳差程度でした。
ところが、婚活で探すようになると条件を満たすような男性からは振られてしまい、「何かが欠けている人」しかマッチングしません。年収が500万円とか、知らない会社名、大学名とか、エスコートもできない40歳超えの人とかいて正直混乱しています。もしマッチングしても友人達に紹介もできません。先生には「高望みよ!」と怒られてしまいそうですが私にとっては普通の事なのです。このままだと婚活市場に絶望しかなく病みそうです。何も専業主婦になりたいわけではなく、かつてお付き合いしていた男性達のようなスペックの人と、共働きで家事も育児も半分担当し合い、今時の普通の家庭を築きたいだけです。アドバイスをお願いいたします。(32歳 大手受付勤務)
【川崎貴子の答え】
婚活相談で度々出てくる「普通」というワード。
生まれ育った家庭、ご学友、会社の仲間、付き合ってきた彼達・・・。様々な理由でご自身の「普通」が存在することは解ります。ただ、この「普通」という言葉ってやっかいな呪いみたいなもので、婚活女性達から視野の広さや柔軟性を根こそぎ奪ってゆくんですよ。今回もまた「あなたの普通は世間の普通ではない」と、ありきたりな回答をしなければならない立場に悲しみを覚えています。
そして、相談者さんが例えどんなに魅力的な女性でも、「今のままで成婚するのは難しいでしょう」と、お伝えしなければならない事も。
何故なら、相談文を読んだ時の私の感想、その第一報は、
「さだまさし?」だったから。
相談者さんが「普通」という免罪符を掲げて訴えている事は、
ほぼ「関白宣言」だからです。