不妊治療で失った500万円。「親子連れを直視できない」42歳の私に、止めどきはあるのか?

不妊治療…その終わりなき戦いの出口はどこに?
川崎貴子 2022.07.26
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【今回のご相談】

35歳で結婚。37歳から不妊治療をスタート。タイミング治療から始まり、卵管の手術や注射、体外受精に移行しトータルで500万円以上費やしました。仕事もセーブして5年間頑張ってきたので、辞めるにやめられませんでした。42歳にもなって、幸せそうな親子連れを直視できない自分がイタイし、夫とは仲が良い方だと思いますが、周囲には気を使われている自分が辛いです。私の不妊治療はいつ、何をきっかけに止めるべきでしょうか?不妊治療を止めたら何を目標に生きて行けば良いでしょうか?(42歳  人事)

【川崎貴子の答え】

5年間、長いですよね。 500万円、本当に高額です。

そして、仕事をセーブし、痛い思いもしながら、何度も何度も「今度こそは」と期待して何度も何度もがっかりしてきた。そんな相談者さんの頑張ってきた姿が相談文の向こうに見えるようです。幸せそうな親子連れを直視できないのも当然の事かと。どうかご自分の事をあまり責めないでくださいね。

不妊治療の「いつまで問題」はお問い合わせも多く、その都度「気持ちの整理に寄り添う事」しかできない自分に、

虐待のニュースなどを見聞きすると、「何故待ち望んでいる家庭に授からないのか?」というこの世の謎システムに対し、いつも歯がゆさでいっぱいです。

ただ、相談者さんも、相談に来る女性達も、私に聞いてくるという事は、「止め時が来た」と解っているんですよね。なんとなく。

ですから、それが十分にもう「きっかけ」なのではないでしょうか?

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  • 喪失したのに幸せになる人達

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