毒親を断ち切れない！「ヤングケアラー」「搾取子」として青春時代を費やした女性のお悩み

未だ元気な70歳の実母が突然同居したいと言い出し、困っています。

うちは母子家庭だったので「自分が死んだらこの子は一人になってしまう」と不安に駆られた母に、今まで過剰な親戚付き合いを押し付けられてきました。中高時代は「うちの子にやらせるから任せて」と暴れる年寄りの親戚の世話をさせられ、祖母が私の学費のために残してくれた一千万も親戚に貸し（結局返金なく進学をあきらめる）、ギャンブル癖のある親戚の世話もさせられ、ずっと大変でした。結果親戚に助けられたことはありません。母は思い付きで行動しがちですが、「そうやって親戚の面倒を見ていれば、こちらが困った時に助けてくれる」と言っていたので私への愛情ゆえだったのかもしれません。　　　

今、私は遅い結婚をして、家も買い、優しくて家事能力の高い夫と幸せに暮らしています。最近、母の友達が自宅で孤独死したそうで、母から突然同居の話が出ました。「自分が家で孤独死したら、実家が売れなくなるから、あなたが困るでしょう」と言われました。確かに困るし、同居はしたくないけれど親不孝だとも思います。私はどうしたらいいでしょうか？

（38歳　東京都）

子供と言うものは、何をされても親の愛を信じる、いや、信じたいと思う生き物だという事を思い出し、今回どこまで正直に書いていいものかとしばし悩みました。

でも、勇気を出して質問箱に送ってくれた相談者さんに対して、私も真摯に向き合いたいと思いますので遠慮なくお答えしますね。

キツイ事を言うようですが、相談者さんは世間でいう所の「搾取子」であると思われます。そして、書いてくれたお母様の「愛に見える迷惑行動」は全てまっさらな、

「毒親による支配」

です。